デジタル化推進本部会議

2021年5月20日

都道府県議会デジタル化推進本部・専門委員会合同会議が、議長室にてWeb会議で開催されました。私が本部長を務めている関係で、この愛知県議会が中心となって開催します。本部より職員の方も2名来てくださり、宮崎県、高知県、宮城県、埼玉県議会の議長の皆様と、座長はじめ専門委員(大学院教授・大学教授)の皆様とご一緒に、デジタル化について会議を進めました。

 

私は進行役として会議を進める司会を務めます。最初に1月27日に行われました専門委員会の報告書の素案について、河村座長からご説明をいただきました。求められる地方行政のデジタル改革、地方議会・議員のデジタル化の論点、議会とオープンデータ化等の内容と、最後に各都道府県議会議員に行ったアンケート結果をもとにお話ししていただきました。

 

その後、各県議会議長の本部員から発言していただき、意見交換を行いました。「国や行政と歩調を合わせて積極的に進めていきたいが、議会でのサポートや人材が必要である」「全国都道府県議会が共通する課題のデータについて比較検討できるとよい」「国に対して財政支援をしっかりと働きかけたい」などの意見が各県より出されました。

 

その意見をもとに専門委員の皆様からもご発言をいただきました。「専門職員や人材確保が必要である。共通認識、方向性を合わせていくこと」「セキュリティや利便性の重要性、技術の利用度を高める」「課題は多いが力を合わせて共同で利用が出来るように進めていくこと」「議員立法や条例のサポートなどにも活用」など専門家としてのご意見をいただきました。

 

専門委員の先生方には今後、本格的な報告書として取りまとめていただきます。推進本部は専門委員からの報告書を受け対応を協議し、7月14日開催予定の定例総会に提出する決議案を検討することになります。順調に会議は終了しました。最後に各委員の皆様に「ご参加いただきありがとうございました。コロナに気を付けて益々のご活躍をお祈りします。」と手を振って会を閉じました。